2024-09-05

犬との暮らしと幸せ

我が家に犬がやってきて8か月がたちました。

名前はトッポ。年齢は11歳くらい。体重17キロ。体長80センチ、体高50センチ。
保健所出身、施設育ち。いわゆる保護犬です。

トッポは5.6歳のころに迷い犬として保健所に保護されました。
その後、施設へ移って5年間、ボランティアさんたちに毎日お世話をしてもらいながら
家族を待っていました。

実は保護犬を迎えたのは初めてではありません。

わたしの犬との暮らしの始まりは小学校2年生のとき。
ペットショップで母が買ってきてくれたパグの「プリン」でした。
そこからミニチュアシュナウザー、マルチーズ、チワワ、と
7歳から28歳まで20年間ずっと犬と一緒に暮らしてきました。
すべてペットショップから迎えた小型犬で、室内で飼っていました。

そんな私が保護犬「ぽぽ」をはじめて迎えたのは、2016年。
17歳と大往生だったチワワの「まろ」を看取って1か月ほどたった頃のことです。
(まろのことは、ブログ内で何度かご紹介しているのでよかったら見てみてくださいね)

ぽぽはシニアのおばあちゃん犬でした。体長は50センチくらい。出会ったころからぼーっとしていて、動きもゆっくりであまり反応がなかった。おそらく頭の病気があったのだと思います。
そんなぽぽも時々意識がはっきりする時があって、じっと見つめてくれるのがもう嬉しくて嬉しくて。

本当にとてもかわいかった。

なぜ保護犬を迎えたのか

小学校三年生くらいのときのことです。
家でたまたま見たテレビ番組がきっかけでした。

それは保健所に収容されている犬たちが、保護期間を過ぎてもお迎えがなく、殺処分されていくという
ドキュメンタリー番組でした。

ガス室で苦しみながら死んでいくときの鳴き声や、つけていた首輪だけが最後残されるのをみたとき、あぁ誰かに飼われていたこなのだとわかりました。
その瞬間、あまりの悲しみに耐えきれなくて、冗談でもなんでもなく大声で泣きながら走って部屋を飛び出しました。
そのとき「いつか必ず保健所から犬を迎えたい」と思いました。

2016年。まろが亡くなって1か月ほどたった頃、保健所でぽぽに出会い迎えました。
はじめての保護犬でした。
最初は、本当にかわいいって思えるのかな というのが一番の心配でした。
今まではすべてペットショップから子犬のころに我が家にやってきたので、
シニアで今まで一緒に暮らしていない子と果たして絆を結ぶことができるのかというのが
それが一番心配だったのです。
でも引き取って家に連れて来たら、それまでの心配はなんのその。
一瞬でふっとび、完全に家族になりました。なんの心配もなかったです。

ぽぽはうちに来てから1年7か月で亡くなりました。最後の3か月は介護が必要で、夜中も介護していました。足腰が弱ってしまって、立ち上がりたくても自分で立ち上がることができないので鳴くんです。なのでそしたら起き上がらせて車いすに乗せる。落ち着いたらまた寝かせる。

大切だからこそ、できるだけ快適に過ごさせてあげたいと思ってやっていたのですが、実際夜中も何度も起きるので結構きつくて。しっかりみたい、という思いでやっていたのに、逆にしんどくなってしまった。
ぽぽを看取ったあと、しばらく犬を迎えることができなくなってしまいました。

そこから、なんと7年もたってしまいました。
犬を迎えたいなと思いながら、ぽぽの介護のことが思い出されて一歩踏み出せない。
でも犬と暮らしたい。犬との暮らしがしたい。
はっきりと自分の望みとしてありました。
そんな私の目の前に突如現れたのがトッポでした。

ふー。ここまで読んでくださってありがとうございます!今日は一旦このへんで終わります。
次回はトッポと暮らして私の暮らしがどうなったのかお話します。
一言で言うなら、「ほんと来てくれてありがとう」

それでは次回をお楽しみに!ではまた。

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